金沢未来文庫
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小泉のほとり新聞
金沢区周辺では多くの貝塚が発見されており、日本でも最古級の夏山貝塚などが発掘されている。
Vol 03『 貝塚八景 』
金沢区周辺では多くの貝塚が発見されており、日本でも最古級の夏山貝塚などが発掘されている。
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称名寺貝塚
<約4000年前> 通林赤門と呼ばれる称名寺山門付近を中心に、南北90m、東西70mのほぼ環状に連なる貝塚で、標高8~10mの砂丘上にある。すぐ南側の薬王寺貝塚も広義には称名寺貝塚の一部である。
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古代、金沢の沖に浮かんでいた野島は、食料が得やすく外敵や猛獣を防ぎよい土地だった。
野島貝塚
<約8000年前> 古代、金沢の沖に浮かんでいた野島は、食料が得やすく外敵や猛獣を防ぎよい土地であった。野島の標高約50mの山頂付近と、北側斜面の2ヶ所に貝塚があり、広さは東西15m、南北10mほどで、深さは2~30mほどである。 検出された貝類はマガキ・アサリ・オニアサリ・カリガネエガイなどで、土器は、底が尖...
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夏島貝塚
<約9500年前> 現在の行政区画では横須賀市夏島町であるが、「かねさは」周辺遺跡のうちのひとつ。縄文時代早期・初期に属する最古級の貝塚である。第一貝塚と第二貝塚に分かれ、島全体が国の史跡となっている。 貝類は、ヤマトシジミ・マガキを主とし、魚類ではボラ・クロダイ・スズキ・ハモ・コチなど、また獣類で...
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青ヶ台貝塚
<4000~5000年前の縄文時代の集落> 旧東西青ヶ台の台地で見つかった縄文時代の集落の遺跡。サザエ、アワビなどの貝類、タイ、ボラなどの魚、シカ、イノシシなどの獣類もたくさん出土しており、金沢周辺が、海と山の両方の幸に恵まれていたことがわかる。 土器、石器については、縄文時代中期末から後期初頭にかけて...
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御井戸貝塚
金沢が歴史に上るようになった前後の1~2世紀前のもの。 弥生時代に入り、稲作、定住が行われ、次第に集落で生活するようになった。内海の入り口の瀬ヶ崎の台地や内海の山裾の獲物の取りやすい場所などに集落を創り、水稲耕作や漁労で生活したと思われる。
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