夏島貝塚
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夏島貝塚

<約9500年前>
現在の行政区画では横須賀市夏島町であるが、「かねさは」周辺遺跡のうちのひとつ。縄文時代早期・初期に属する最古級の貝塚である。第一貝塚と第二貝塚に分かれ、島全体が国の史跡となっている。
貝類は、ヤマトシジミ・マガキを主とし、魚類ではボラ・クロダイ・スズキ・ハモ・コチなど、また獣類ではシカ・イノシシが出土している。他にはトングリ、クルミ、釣針、石ヤジリなど。
土器は砲弾形で、口唇が少し肥圧し、弱く外反する。丸みのある尖底。これを「夏島式土器」という。



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