伊能忠敬も歩いた金沢八景
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伊能忠敬も歩いた金沢八景

江戸時代から金沢八景は景勝地として知られ、広重の浮世絵にも描かれ、明治以降も政治家の別荘地となり、伊藤博文らが明治憲法を起草した地としたことでも知られています。忠敬ら測量隊が同地を訪れたのは第2次測量の途上の1801年5月22日(旧暦4月10日)。「測量日記」によると、町屋村を早朝に出発し、村役人の案内で「一覧亭」または「四方亭」という場所に登って測量し、昼食をとったとされ、野島や六浦を通り浦郷村に泊まっています。江戸時代の金沢八景が実際の測量によってどうなっていたのか調べて、楽しでみるのも面白いと思います。河出書房新社から「デジタル伊能図(東京カードグラフィティ)」も出版されています。



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