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  • 物語
    Nov 16,2018

    塩なめ地蔵

    ずいぶん昔のことです。朝比奈峠のてっぺんに大きな地蔵さまがあつたそうだ。 そのころの六浦は広い海にかこまれていてね 塩づくりをしていたじいさまや ばあさまやは 鎌倉まで重い塩を運んでいて、峠のてっぺんに ついた時には、もう汗びっしょり。お地蔵様のまえですわりこんで しまつた。 すこし休んで、大事な塩をひとつまみお供えして、十二所 の方へ下っていったそうだ。 塩も全部うりきれ、また峠の地蔵さまをふと みると、行きにお供えした塩がない。まさか お地蔵様がなめたんじゃなかろうーな。 お地蔵さまはただ笑うだけ。ほかの村人た ちも口々に塩がなくなったことを言っていた。 「あのお地蔵さまは塩をなめさるそうだ」と たちまちうわさになったと。そのうち誰いうともなく このお地蔵さまを”塩なめ地蔵さま と呼ぶように なったそうな。 鎌倉時代から室町時代にかけて、地蔵の信仏が さかんな時代で、鎌倉もいろいろな名前のついた 地蔵が多いです。塩なめ地蔵は朝比奈切通し にありましたが、今は光触寺境内に残っています。 地蔵さまがなめたといえあれている塩は朝比奈あたりに住んで いた人々がもったいないと持ち帰ったそうです。
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    Nov 27,2018

    オダマキソウ

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    Nov 25,2018

    スズラン

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  • 草花
    Nov 23,2018

    ボタン

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  • 歴史
    Nov 26,2018

    「金澤」の地名の由来

    金澤(金沢)という地名は全国各地にある。神奈川県の金澤という地名は、およそ700年前に書かれた記録に残っているが、それ以前は名もない漁村だった。 鎌倉幕府が開かれると、近くにたくさんの刀や槍などの武具を作る地が必要となり、きれいな水がでるこの地方(特に釜利谷あたり)が良いとされ、埼玉県秩父郡の金沢村から鍛冶匠が移り住み、地名も移されたのではないかという事である。 特にこの金澤の地名が全国に知られるようになったのは、北条実時がこの土地に別荘を建てたり、金澤文庫を作ったりしたためである。
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    Nov 22,2018

    大道

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