龍舌蘭が咲く!
日本では数十年から100年に一度くらいしか咲かないと言われ、一生に一度だけ咲かせる珍しい花です。八景島シーパラダイスの客船ターミナルの裏側で約3メートル位の高さに見事にそそり立っていました。暑さの続く中、なかなか見る事が難しいものを探しに行きませんか?
リュウゼツラン属について
リュウゼツラン属(アガヴェ)は、メキシコを中心に分布する多肉植物で、100種以上が知られています。 特徴的なのは、肉厚で先端が尖り、縁にとげを持つ葉がロゼット状に広がることです。 葉の色は、一般的には灰色がかった緑色で、種によっては黄色の縞模様が入ることもあります。 成長は遅く、花を咲かせるまでに数十年かかることも珍しくありません。
日本のリュウゼツラン
日本では、リュウゼツランはアガベとも呼ばれ、園芸愛好家の間では、リュウゼツランは特定の一品種を指すことが多いです。 リュウゼツランは、肉厚で長い葉を持ち、縁にはとげがあることから、伝説上の生き物である龍の舌に見立てて名付けられました。 「蘭」は、その花の美しさを表しています。 日本では、斑入りの品種が先に輸入され「リュウゼツラン」という名前が定着したため、斑のない基本種は「アオノリュウゼツラン」と呼ばれています。
アオノリュウゼツランは、原産地である熱帯地域では10年から20年かけて成長し、その後開花しますが、日本では30年から50年かけて開花します。
神奈川県の江の島サムエル・コッキング苑に数十株のアオノリュウゼツランが展示されているほか、 2018年7月には東京都の星薬科大学薬用植物園で開花が確認されています。
(参照:Wikipedia)