【第25回・称名寺薪能】今回はご存知「殺生石(せっしょうせき)」
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【第25回・称名寺薪能】今回はご存知「殺生石(せっしょうせき)」

俳人松尾芭蕉の「奥の細道」の中にも栃木県那須町の山腹を訪れた時に、
「石の毒気いまだほろびず、蜂蝶のたぐい真砂の色の見えぬほどかさなり死す」とある。

かの地には「殺生石」が鎮座し、美女に化けた「九尾の狐」が退治されて、毒石に変身、近寄る鳥や獣を殺しつづけたとの伝説。また、近ごろ、この石が真っ二つに割れたのが発見され、話題になった(3月15日中日新聞)

今回、櫻間右陣さんにより演能される作り物の石がまっ二つに割れる大掛かりな演出で、中から後シテの狐の姿をした妖怪が現れるが、玄翁の弔いに改心して消えていくというストーリー。おどろしい赤い毛、金の面、きらびやかな衣装も必見!



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