金沢区舞台芸能の発信「第12回潮の音公演」
2月21日(日)第12回潮の音公演がコロナ禍で心配していた中、無事に開催された。第一部は金沢区の民話「永島泥亀」で大変な苦労の末、泥亀新田を開拓していった永島泥亀の物語。劇中、わらべの振り付けの中の供水の場面での〝さらし踊り〟は日本舞踊の技法もとり入れられて素晴らしかった。第二部では地唄「黒髪」の情感豊かな舞いに酔いしれ、筝曲「天馬」では天馬と共に空渡る夢を見させていただいた。歌三線「かぎやで風」では琉球古典音楽の格調の高い調べと舞踊を心ゆくまで堪能した。次回の公演も楽しみにしている。